不動産の法律ガイド



工作物責任について

工作物責任とはどのようなものですか?

土地には、次のような様々な工作物が設置されています。

■建物
■塀
■エレベーター
■道路
■トンネル...など

民法717条の工作物責任というのは、これらの工作物が原因で事故にあったり、損害が生じたときに成立する賠償責任のことをいいます。

具体的には?

まずこの工作物責任があるのは、その工作物の占有者※です。

しかしながら、この占有者に過失がないことがわかれば、所有者が責任を負うことになります。

なお、工作物は、常に安全な状態におかれていなければなりません。

※占有者とは、実際にそれを管理している賃借人などのことです。


家を増築するときは隣の家の中が見えてはダメ?
村八分にされたら町民を訴えることができる?
台風で看板が吹き飛ばされ部屋に被害が出たら?
法律上は更新料を支払わなくてもいいの?
工作物責任とは?
犬の鳴き声がうるさいので慰謝料を請求したい
賃貸住宅の住人が起こした失火の責任は?
隣の屋根から部屋に雨水が入ってきたら?
不法原因給付とは?
敷金返還訴訟は何日くらいかかる?

Copyright (C) 2011 不動産の法律ガイド All Rights Reserved