不動産の法律ガイド



定期借家契約と通常の賃貸契約との違いについて

定期借家契約とはどのような契約ですか?

定期借家契約(定期建物賃貸借契約)というのは、契約で決めた期間に必ず賃貸借契約が終了し、契約が更新されないという契約のことをいいます。

これまでの通常の賃貸契約では、原則として契約の更新が認められていたので、貸主側はいったん貸すとなかなか契約を終了させることができませんでした。

定期借家契約のメリットは?

定期借家契約の場合は、貸主側にとっては、一定期間で、確実に借家契約を終了させられるというメリットがあります。

一方、借主側も、一定期間で契約が終了するという不利益はありますが、その反面、家賃が安く設定されているケースが多いというメリットがあります。

定期借家契約の解約

定期借家契約では、いったん契約期間を決めると、原則として期間内の解約はできませんので注意が必要になります。


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