民間ローンはどのように活用したらよいのでしょうか?
民間住宅ローンを利用する場合としては次のようなケースが考えられます。
■フラット35などの融資条件に合わない、または民間住宅ローンの方が有利なケース
■フラット35などの補完的役割として利用するケース
フラット35などの補完的役割として利用するケースとは?
2007年4月以降、フラット35(買取型)の融資限度額が引き上げられたことで、少ない自己資金でもマイホームを取得することが可能になったのですが、それでもまだ不足するという場合には、足りない分を民間住宅ローンで補うことができます。
フラット35(買取型)を取扱っている金融機関の中には「フラット35プラス」などの名称で、民間住宅ローンと併用すると100%融資が可能というところもあります。
しかしながら、そのような場合には上乗せ金利がかなり高いこともありますので注意が必要です。
民間の固定金利選択型ローンとフラット35の組合せはどうですか?
民間の固定金利選択型ローンとフラット35のどちらを利用しようか迷った場合には、両方を組み合わせて借りるということもできます。
金利が将来的に上がった場合には固定金利のフラット35がよかったけれど、反対に金利が上がらなかった場合には固定金利選択型の方がよかったということもあり得ますので、両方を併用する方法を検討してみてもよいかもしれません。
ただし、その場合、住宅ローンを複数借りることになりますので、その分借入時の諸経費がかかってしまうという点には注意が必要です。 |